L’Arpege での楽しい時間を終えて,Hotel に戻ります。
今日から Hotel はオペラ座の向かい,Le Grand InterContinental に移ります。
アンバサダー会員の特典,週末無料券を使うためです。
今回宿泊したクラブルーム,€400程です。
1泊の料金なら宿泊は無理ですが,週末無料券を使えば2泊でその額になります。
ここまで宿泊した Hotel de l’Univesite とほぼ同じことになります。
お得感が強いです。
それにしても Hotel de l’Universite ,値段の割には部屋は広いし,清潔。スタッフの対応も気持ちが良いものでした。
部屋の広さも,22㎡あります。他に見ていたパリ中心部のホテルが,ほぼ15㎡平均ですから,とても広く感じます。
とても快適に過ごせました。次回は,ずっとここに逗留することになりそうです。
7区から9区に移動します。ここから旅行記も Rive Gauche 編から Rive Droite 編に切り替わります。
今日の夜は,Opera Garnier で,楽しみな Le Parc の公演があります。
チェックインで少しばたつきました。20:00からの開演ですので,少し早めに19:15に部屋を出ます。
オペラ座に着きましたが,誰も姿も見えません。
おかしいなと思いながら,中に入ります。
ロビーにも誰の姿もありません。
やはりおかしいなと思い,進んでいきます。
すると,僕の姿に気がついたスタッフが飛んできました。
僕に向かって,” Just satrting , hurry up “。
今考えると,アジア系と分かったので,英語で喋ってくれたんですね。
急いで,後に着いていきました。
1階席後方の補助席に通されます。
ちょうどオーケストラの指揮者が,タクトを振り上げたところでした。
僕が座っったのに合わせて,音楽がスタートしました。助かった,間に合った。
勿論ですが,公演中の写真はありません。
コンテンポラリーな踊りです。最初は少し拒否反応があったのですが,途中から引き込まれていきました。
アリス・ルナヴァンの,踊りを通した豊かな感情表現。
素敵過ぎます。
来てよかった。そして,間に合ってよかった。
カーテン・コールも終わり終焉かと思いきや,セレモニーが始まりました。
一人の男性が舞台に登場し,挨拶を始めました。
おそらく,2014シーズンから芸術監督を務める,ベンジャミン・ミルピエではないでしょうか。
それが終わると,一組の男女が登場します。
オペラ座の総裁であるニコラ・ジョエル。
そして,20年以上に渡り努めてきた芸術監督を,2013シーズンで退任するブリジット・ルフェーブル。
彼らが,今日の主演を務めたアリス・ルナヴァンのエトワールへの昇格をアナウンスします。
それと共に湧き上がる,満員の観衆からの賞賛の拍手と喜びの声が。
アリス・ルナヴァンが此れだけ愛されている踊り手だったなんて,知りませんでした。
そして,この記念すべき夜にオペラ座に居合わせたこと。
一生忘れないと思います。