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ドッビアーコを後にします。
帰りにコルチナ・ダンペッツオに寄る予定でしたが,既に17:00近くになっています。
真直ぐ,今日の宿泊予定地を目指すことにします。
ナビに宿泊先のシャレーの住所をセットして,スタートします。
コルチナを経由するルートを選択すると思ったのですが,ナビが選択したのはE66でした。
南チロルに入ってから,一番良い道路でした。
そして,前回と同様にカステル・バディアの街からSS244に入ります。
以前は工事中だった道が,きれいに完成しています。
夜で,工事中で道が細く,とても寂しい思いをした道路が,見違えるように変わっていました。
それでも,ロンゲガの街を過ぎた辺りからでしょか,とても険しい道になってきました。
とても運転に気を使うようになってきました。
そして,とても懐かしい La Valle , そして前回の宿泊地 La Villa を通り過ぎます。
そこでは見覚えのある景色が広がっていました。
この場所に,また来ることができるとは思いませんでした。
コルバーラを過ぎると,一番の難所であるガルデナ峠に差し掛かります。
日光のいろは坂のスケールを,何倍も大きくしたような峠です。
前回は排気量が小さく,更にオートマでしたので,延々と続く大名行列を作っていました。
しかし,今回は少しだけ排気量がアップし,マニュアルでしたので,前回ほど難儀しないで通過することができました。
ちょっとだけほっとしました。
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ガルデナ峠も下りに差し掛かり,SS243がSS242に合流する直前の難所の手前に,Chalet Gerard は建っています。
8年前はこの辺りに,ホテルが建っていた記憶はありません。
その後に建てられたものでしょう。
新しくて,きれいで,そして雰囲気のとても良いホテルでした。
ミシュランの3本フォークを頼りにしてここを選びましたが,木をふんだんに使ったこのシャレーの居心地の良さ,そして周りの景観の良さの方が目立ったところでした。
自分としては,今回の選択にとても満足しています。
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レセプションの人は,南チロル衣装をまとった人でした。とてもその衣装が似合います。
ここの人達の顔立ちに,合った衣装なのでしょうね。
今日は,ちょっと小さめの部屋です。小さいと言われたのですが,十分な広さです。
そして,勾配天井がとても良い雰囲気です。これはこれで,好きですね。
ホテルに到着した時には,既に19:00を周っていました。
夕食のラストが,20:00スタートでしたので,ちょっと休憩して,直ぐに夕食に向かいます。
前菜,プリモ,セコンド,ドルチェの構成です。
プリモで選択したカルボナーラが,とても濃い味で美味しかったです。
ソースのクリーミー加減も程よいものでした。
セコンドのカツレツは普通でしたね。
ドルチェは,リキュールに浮かんだ黄桃でした。リキュールの度数がちょっときつかったですね。
それでも,そこそこ美味しい夕食でした。
オーストリアに近いこの地域では,十分美味しい食事なのではないでしょうか。