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オルティーゼイの街を離れます。
SS242を西に向かって進みます。途中からSS242dirに分岐します。
この道は,結構大変でした。
思ったよりも高低差がある所を進んでいきます。
山の急斜面を下っていくような感覚です。
コルチナからガルデナ峠に至るような,くねくねした道ではないのですが。
ジェットコースターで下っていくような感じでしょうか。
E45に抜けるにはこの道しかありません。
明日もこの道を通らなければならないかと思うと,ちょっと気持ちがしぼみます。
SS12に出て,北上します。
キウーザを通り越し,ブレッサノーネが近付いてきます。約30kmの道程です。
ブレッサノーネの街の標識が出ていますが,ナビは更に北上することを求めています。
しばらく走りましたが,やはり間違っている気がしてきました。
引き返し,標識に従ってSS12から,東の方に入っていきます。
昨日もこの車のナビゲートにはびっくりさせられましたが,今日もまたか,です。
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車を止めたローマ通りから,バスティオーニ・ミノーニ通りにでて,サンテラルド通りに入ります。
この小さな建物は礼拝堂なのでしょうか,周りに観光客と思しき人達が集まっています。
これまで訪れた街の中では,一番人が集まっています。
この礼拝堂,google で確かめると,Vicolo diel Duomo となっています。
これでも Duomo なんですね。
区分が全く分かりません。
後ろ左側にサン・ミケーレ教区教会,後ろ右側に大聖堂の尖塔が見えていますね。
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そこからしばらく歩き,ますと,このポルティッチ・マッジョーリ通りにでます。
地球の歩き方には,このブレッサノーネの街の記述はあります。
それを見て,この通りに来てみました。
アーチ上状の柱によって,1階部分はアーケードになっています。
そして張り出した窓がとても印象的です。
16,17世紀の建物だそうです。
ちょっと印象的で,おもしろい街並みです。
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先ほど,尖塔が見えていたように,直ぐにサンミケーレ教区教会に着きます。
ちょっと落ち着いた感じのする教会です。
中に入ると,ステンドグラスがあります。
ただ,何の絵柄も描いていません。
色つきのガラスが填まっているだけのは,初めてみました。
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中にはいると,パイプオルガンが演奏されていました。
ただ,残念ながら終いの方で,直ぐに演奏は終了してしまいました。
もう少し聴きたかったです。
教会は音が響き渡るので,とても迫力がある音が聴けます。
それを狙っている構造なのでしょうね。
祭壇周りは,とても落ち着いた印象を受けます。
逆に言えば,オルティーゼイのようにもう少し煌びやかか,ドッビアーコのようにもう少しきれいな色使いか。
どっちかの方が,見ては楽しいですね。