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ポルティチ・マッジョーレ通りから右に入っていくと,ドゥオモ広場に出ます。
とても広々としています。
きっと夕方になると,街の人達で賑わうのでしょうね。
そう言えば,今回は余り夜に出歩くことがなかったです。
前回のピエンツアの広場で,酔い覚ましも兼ねてずっと独りで佇んでいたような,そんな時間も盛り込めば良かったでね。
ところでこの広場で見つけたこの屋根,素敵な色使いだと思いませんか。
ブレーメンの音楽隊の本の挿絵で,これと似たものを見た記憶があります。
やはり,ドイツの文化,建築様式の影響圏内にある証拠でしょうか。
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二つの尖塔という,とても面白い造りをしています。
そして,やはり素敵なこの色使い。
あまりハッキリとは写ってはいませんが,入り口の部分の藤色,とても爽やかです。
この色,大好きです。
この Duomo ,最初に造られたのは10世紀で,その後13世紀にロマネスク様式に変わり,現在の見られるのは,1745年~90年ごろの,バロック様式だそうです。
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この教会も,中に入ってみます。
祭壇の回りは,ちょっと抑えた煌びやさで,程好いものでした。
これも,好きな部類に入っています。
そして天井のフレスコ画と周りの装飾も,とても合っています。
この教会の色使いは,とても好きですね。
あとは,パイプオルガンもありましたので,その演奏が聴けたなら,最高だったですね。
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ブレッサノーネの街の見所としては,後は司教伯館があります。
前まで行ってみますが,外から見ては面白くない所でした。
中に入れば違うのでしょが,あまりそんな気になれませんでした。
今日は,3ヶ所回る予定でいます。
次の場所は夕日が当たる時間帯に訪れる予定でいました。
それには少し早いかもしれませんが,ブレッサノーネを離れることにします。
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その前に,トイレ休憩です。
考えてみると,この街ではカフェには入りませんでした。
その代わり見つけたのが,この素敵なお庭の前にある有料の公衆トイレでした。
ピカピカで,とてもきれいです。
そして,とても機能性に溢れたトイレです。言い換えると,とても操作が難しいのです。
ドイツ人らしき団体が使っていましたが,皆さん操作方法が判らず戸惑っていました。
きちんと操作せずに入ってしまったおじいさん。
途中でトイレのドアが開いてしまいました。
思わずその奥さんと,びっくりして顔を見合わせ、ふたりでクククって笑ってしまいました。
とても印象に残るシーンでしたね。