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L’Isle-sur-la-Sorgue から D24 , D973 経由で目的地までは 40km , 45分の道程でした。
けど、ここでもナビが迷ってしまい、Uターンしています。
ここから2泊する L’Hotel Domaine de Fontenille は Small Luxury Hotels のメンバーです。
この季節ならではのプロモーションがあるため利用が可能になりました。
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そしてメインダイニングの ” Le Champ des Lunes ” は Gault & Millau で17.5点を付けています。
ただし、ミシュランは1つ星です。この二つの基準の違いがそのまま出たレストランでした。
Off Season のため、月曜以外にも日曜夜が休みのため、日曜昼での利用です。
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3 Savoury dishes and 2 Sweet dishes
Jerome Faure and his team have cooked for you .
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何皿もアミューズが続きます。
1皿目は、ホテルの庭の花びらの天麩羅。
揚げている油が違うせいでしょうか。思ったよりもあっさりと食べ易かったです。
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2皿目はバターナット。次の日のrestaurantでも出されました。今が旬なのでしょうか。
日本ではもう一か月ほど早かった気がします。
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3皿目も花びらを使ったお皿。
プロヴァンスらしく、素敵な花がテーブルを彩ってくれます。
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とても印象的なモノクロのポートレイト。
レストランだけでなく、ホテルのいろんなところに飾ってありました。
その存在が空間を引き締めてくていました。
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使っている野菜の色彩がはっきりと目に入ってきます。
プロヴァンスの溢れんばかりの陽光を浴びているからだと思います。
野菜の味もしっかりとしたものです。
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パンの陰に少し隠れていますが、バターにも花びらが練り込まれています。
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薄切りの生の鹿肉ですが、それに合わせてあるスパイスやレッドビートのお陰で臭みが全くなく、あっさりと食べることが出来ました。
10月、ジビエの季節の始まりですね。
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手長エビにも花びらが散らしてあります。
合わせるソースは蝦みそが使ってあり、甲殻類のおいしさを倍増させてくれます。
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サーブの人はwild rabbit と説明してくれたのですが、肉を見ると絶対違うと思ったのですが。
メニューを見ると veal とありました。ならば納得です。
ウサギの肉がこんなに赤い訳がありません。
そしてスパイスを沢山纏ったチョコレートが、意外に肉に合っていました。
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ラズベリーがおいしいです。
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生の無花果とタルトにした無花果。
本当は無花果はあまり好きではないのですが、どちらもおいしくいただけました。
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プティフールはお部屋にお持ち帰り。
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ゴルドのホテルにお店を出していたピエールガニエールほどではありませんが、お皿に様々な花びらを散りばめた料理。
しかしながらメインの料理の彩が暗すぎます。
プロヴァンスならもう少し明るい艶やかな彩にして欲しいです。
料理自体はそれなりに満足できたのですが、ホールの雰囲気がいささか。
子供連れのテーブル。そしてお客さんの服装がカジュアル過ぎます。
まるでビストロに来たようです。
ミシュランで1つ星しかつかない理由が理解できました。
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